海外セレブによる文化盗用で炎上したのはキム・カーダシアンだけじゃない!? 日本文化と海外セレブたち


こんにちは、あやのんです!
今回は【海外セレブたちと日本文化】についてご紹介します。

今、日本文化の盗用といわれ、とても話題になっている
アメリカの超セレブ『Kim Kardashian(キムカーダシアン)』

彼女の新下着ブランドがSNSで発表されると、
日本文化を「盗用している、侮辱している」と、とても炎上しました。

なぜかと言うと、そのブランド名が『KIMONO』(きもの)だからです。

『KIMONO』から“着物”が連想されることにより、批判が寄せられていました。
更には京都市も再考を求める文面を送ると発表する程でした。


最初に批判を受けた時、キムは

「日本文化における着物の重要性を理解していて、

侮辱したつもりでは無い」とコメントしました。


私は、
この“KIMONO”はキム・カーダシアン自身の名前の“KIM”を取ったのではないかなと思いますが、
日本人としても“着物”とまったく同じ名前なのは、腑に落ちません。

最初のうちは、キムはブランド名を変更するつもりはなかったのですが、、
ついに自身のSNSで、
下着のブランド名を変更すると発表し、更には
この出来事でファンや世間の人たちからの意見に感謝していました。



最終的にはブランド名は変更となりますが、
以前にブランド名の“KIMONO”を、商標登録の申請をしたことを発表した時は、
日本の伝統的な着物が下着ブランドの名前として世界に広まるのはとても残念な事だと感じていました。

確かに今回の出来事は、日本人の私たちにとっても衝撃的だったのですが、
アメリカでは人種や海外文化について、とても敏感です。
少しでもこれらに触ることがあれば、すぐにバッシングを受け、炎上します。

海外のアーティストや有名セレブたちの言動は世間から厳しい目で見られています。

日本文化で炎上したのは今回が初めてではありません。
過去にも有名セレブたちが批判を受けてきました。




『Katy Perry(ケイティ・ペリー)』




引用:katyperry.com

ケイティ・ペリーは、アメリカの世界的人気歌手です。

2013年11月にアメリカの音楽賞のライブパフォーマンスで、

日本の着物姿で歌ったことによって大炎上しました。

引用:kotaku

海外のニュースでは、
「人種差別だ。アジアの文化をバカにしている。失礼だ。」と非難の嵐。
ケイティはSNS上でもかなりのバッシングを受けました。

ケイティは実際、日本が好きで、親日として知られています。
私の個人的な意見としては、日本の文化を学び、自身のパフォーマンスで
着物を取り入れたいと思ってくれたのだと思います。
本物の着物とはスタイルが違いますが、
侮辱する意味で着用したのでは無いと思います。
日本人ですら、着物をアレンジした服を着ているのも見たことがありますが、、、
この場合、日本人だから許されるのでしょうか?


『Ariana Grande(アリアナ・グランデ)』
引用:naver

アリアナ・グランデもアメリカの世界的有名歌手です。
2019年1月にアリアナが掌に“七輪”と漢字のタトゥーを彫ったこと
日本の文化盗用していると批判されました。



アリアナは身の曲のタイトル「7 rings(7つの指輪)」
のつもりで「七輪」と彫ったのですが、日本語の間違いを指摘され、
オフィシャルグッズなどに日本語を取り入れたことでも文化盗用と非難されました。

アリアナは親日であり、日本語をも勉強していたほどでしたが、
この出来事をきっかけに日本語を学ぶこともやめてしまいました。
批判していたのは海外の人たちであって、日本では文化の盗用と批判する声はなく、
日本語の間違いを指摘するだけでした。
むしろ日本のファンはアリアナが日本から離れてしまったことに対して残念に思っています。




『Avril Lavigne(アヴリル・ラヴィーン)』
同じくアメリカに拠点を置いて歌手活動をしているアヴリル・ラヴィーン。
2014年の日本の「カワイイ文化」をテーマとして
作成したYouTubeで公開されるやいなや、
人種差別的だとのバッシングを受けました。




“日本を差別している”という声が多く浮上し、これに対してアヴリルは
「私は日本の文化が大好きだし、自分の時間の半分は日本で過ごしているのよ。」
「このビデオを撮影するために東京に飛んだの。「わたしは日本のファンのことを考えて、東京へ行ってビデオを撮ったのよ。特に日本のファンのためにね。」などと反論しました。

私の個人的な意見としても、このPVを見て日本に対する人種差別だとは考えられません。
むしろ日本の事を世界に発信してくれてありがたいと思います。

海外では文化に対してとても厳しい一方で、日本は基本的に文化盗用に対して寛容な気がします。
日本人の私たちは文化盗用の概念が他国と比べるとあまり無いのかもしれません。

日本の文化に対して、明らかな侮辱的な言動をとったり、
今回のようなキムの出来事が起きない限り、
日本ではバッシングを受けることはあまりないと思います。

海外の友人との会話で、悪気無く発した一言で、
トラブルが起きないように言動に気をつけたいものです。


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